李玖（りく）
小鉢いっぱいの定食で一杯

主菜はもちろん、副菜の小鉢がすごすぎる食堂。居酒屋使いしてみました。マイ箸をキープしている常連さんに習って一杯飲っています。

日替わり定食はアジの干物。わがままを言って、ご飯と味噌汁を後にしてもらいました。アジと小鉢をつまみにする作戦です。

ご飯と味噌汁がなくても、お盆は満員電車状態。この日の小鉢はサラダにホウレンソウのお浸し、玉子焼き、白身とピーマンのフライにザーサイ。彩りもいいし、栄養バランスもいい。お一人様の天国です。

「これも食べてみて」と元気なお母さん、井川和子さん。ビールを頼んだら、別にキンピラゴボウもサービスしてくれました。シラタキも入ったオリジナル。どれも、しっかり味が染みていながら薄味に仕上げています。塩分控えめ。ますますありがたい。みんな幸せそうな顔をしてカウンターに並んでいます。

昼の定食はいつも「豚バラあぶり」か「レバニラ」の二択なので、違うメニューも食べてみましょう。ビールをもう１本頼んだら、お薦めの鶏サクサク揚げとギョーザを追加しました。

サクサク揚げは「和風油淋鶏」といった感じ。中華のようにタレはたっぷりでなく、うっすら。これが鶏の旨みを引き出してくれ、ビールが進む進む。

手作りのギョーザは皮が弾けそうなくらい野菜たっぷり。ショウガの香りも効いています。

ご飯を少なめにしてもらい、味噌汁とともに出してもらいました。マイタケとシメジの味噌汁がしみじみ旨い。おかずをすべて平らげ、もうお腹いっぱい。

食後のコーヒーを丁重に辞退して、ハイボールで余韻を楽しんでいます。