フレンチビストロBUNA
帝国ホテルの味とサービスを堪能

女性３人で行ってきました利根川沿いに建つ一軒家のビストロへ。店長、料理長、パティシエはすべて帝国ホテルで腕を磨いたツワモノ揃いと聞き、期待は高まるばかりです。

店内は和と洋がフュージョンした贅沢な空間。大きなオープンキッチンを見わたせる漆塗りのカウンター席で、宴スタートです。

まずはROCOCOという、パッケージも可愛い、ラグジュアリービールで乾杯。うわ、フルーティー。

１皿目に選んだのは「自家製前菜盛り合わせ」。ひと目見て、美しさにやられました。上州牛の肩ばら肉、ブリスケットという部位を使ったローストビーフ、麦豚の燻製ハム、鶏の白レバーのムース、そして、シェフの名刺といわれるパテ・ド・カンパーニュが盛られています。

どれも旨味が強いのに、まったくクセがない。特にパテ・ド・カンパーニュは抜群に美味しかった。

「ワインをボトルでお願いします」。料理長の竹内大稀さんが選んでくれたのは、フランスのマスカットを使った白ワイン「ミュスカデヌーヴォー」。添加物、保存料などを使わないナチュラルワインです。1本8000円だけど、いっちゃえ～。冷え具合が絶妙で、爽やか。これは二日酔いしないタイプのワインだな。

２皿目は、自家製ベーコンのグリルとポテトサラダを注文。え、これケーキですか？というぐらいキレイ。

そして、メニューを見た瞬間、全員が「これ、食べたい」と指を刺した新潟県産岩カキのクラムチャウダーが登場。

大粒でプリップリのカキが入っています。一さじ、口に運ぶ度、滋味と旨味の洪水です。

「アサリとホタテとカキで出汁をしっかり取っているんですよ」と竹内料理長。

お肉料理は、蝦夷鹿もも肉のローストをチョイス。火入れ加減が素晴らしい。中は真っ赤でマグロみたい。とっても柔らかです。鹿肉ってこんなにあっさりしているんですね。

デザートもしっかりいただきます。パティシエの野村里佳子さんおすすめの「キャラメルバタークリームと珈琲のオペラ」。何層にも重なったオペラが口の中でとろけます。

ドリンクはワイン樽で追加熟成されたウィスキー「岩井ワインカスク」をソーダ割で。

お酒とスイーツ、大人な楽しみ方ですね。

幸せな料理と時間を提供してくれたBUNAは今年１月22日にオープンしたばかり。

今回３人で、アラカルトでいろいろ頼み、お腹いっぱいに飲んで食べて一人１万1000円くらいでした。

スタッフの対応は丁寧でフレンドリー。とっても気に入ったので、近いうちに再訪しそうな気がします。