gourmet

食べたい

SHOP CAFE Qu(きゅう)
安らぎの空間でうどんパスタ

2023.12.05

地産地消とバリアフリー

「道の駅まえばし赤城」の最も南にあります。雑貨や食品を扱うショップに併設されたカフェでおしゃれな「うどんパスタ」をいただきました。

うどんは3種類あります。「お子様にも食べやすいミニサイズ」とありましたので全部注文。会計をすると、ヤギさんが描かれたカードを渡されました。

しばらくすると、「ヤギさんの方?」。そういうことか。ちょっと照れくさいけど、元気に「はーい」。

▲カードは福祉施設に通う人たちが描いた。子供に人気

茹でたてのうどんにソースが掛かったカップが並びます。これはかわいい。子供が喜びそうですね。

トマトソースから行きますか。ズッキーニやピーマン、タマネギをじっくり煮込み、うま味調味料を一切使わないベジタブルコンソメ、オリーブオイル、ワインビネガーで味付けします。トマトの酸味と他の野菜の甘味の二重奏。野菜は規格外を使っているとか。

うどんは2種類の群馬県産小麦を使った滑らかな中細麺です。柔らかくてつるつる。ソースによく絡みます。

▲トマトソースは酸味があり、さっぱり

▲ふくよかな香りのカレー。辛さ控えめです

▲期間限定のボロネーゼ。肉も野菜もたっぷり

カレーは鶏肉にたっぷりの野菜、バター、ヨーグルト、牛乳、カカオやスパイス、さらにショウガやコブを加えて煮込むそうです。スパイスを和の素材が優しく包み、まろやかな仕上がりです。

12月いっぱいの期間限定のボロネーゼは牛肉、豚肉がゴロゴロ。一番人気なのが分かります。

障がい者が生き生きと働く

施設は前橋市内にある福祉施設でつくる「みんなの店運営委員会」が運営しています。障がいを持った人が作る木工製品や廃油石鹸、クッキーなどを販売。うどんも手作りです。各施設から日替わりで障がい者と職員が通い、接客や配膳、掃除をしています。

▲県産材を使った椅子とテーブル。小上がりもあり、小さな子供連れも安心

▲甘こうじ抹茶豆乳。自然の甘さが美味しい

ホッと安らげる休憩所のような空間にしたくて、『Qu(きゅう)』と名付けました。障がいのあるなしに関係なく、ふれあいを楽しんでください」。店長の千木良真弓さんが笑顔でそう話してくれました。

▲「ふれあいを楽しんで」と歓迎する千木良店長

店舗情報

SHOP CAFE Qu

お問合せはこちら
027-288-0109
住所 前橋市田口町36
営業時間 10時~17時(3月から11月は18時)
定休日 火曜