gourmet
食べたい
落合簗
夏の風物詩 簗にようこそ
2021.08.14
頭からすべて残さず食べる
利根川を渡る涼風が気持ちいい。座敷にあぐらをかき、のんびり川面を眺める。贅沢なひと時と旬のアユを堪能したくて、この時季に必ずお邪魔します。
まずは塩焼き。背ビレ、尾ビレがしっかり立った型のいいアユ。備長炭でじっくり、30分ほどかけて遠火で焼くそうです。
箸で骨を取り出すことなく、頭からそのままいきましょう。カリッと食べられます。皮はパリッ。身はしっとり。骨がまったく気にならないほど、中まで火が通っています。香ばしさと独特の苦み。これぞ、アユの醍醐味ですね。
続いてはフライ。同じように頭から。油で揚げている分、コクが加わります。ウスターソースを付けましたが、タルタルソースにも合いそうですね。
絶品の鮎飯 これを食べずして
刺身と寿司も頼みました。簗でしか、食べられませんからね。刺身は活け造り。ほんのりピンクがかった白身で、淡白な中にそこはかとない香りを感じます。寿司には針ショウガが乗せられ、いいアクセントになっていました。
寿司を食べたのに鮎飯で締めます。実はこれが一番好き。素焼きした鮎を入れて炊き込みますが、鮎の香りが飛んでしまわないよう、上品な薄味に仕上げています。アユの切り身が入った鮎こくとともにいただきました。アユ、5匹は食べたかな。満足です。
店舗情報
落合簗
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- 0279‐22‐1878
住所 | 渋川市北橘町八崎272‐2 |
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営業時間 | 11時~20時 |
定休日 | 期間中無休・通し営業 |