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食べたい

みやたや
寒ブリで味わう知床旅情

2023.10.27

戻りイワシ、ジャンボアジフライ

魚が美味しい季節になりました。では、行きますか。天然の極上の魚をつまみにお酒を嗜みに。

開店とほぼ同時に1階は満員御礼。カウンターに貼られた日替わりのお品書きから食べたい品を注文し、広間のある2階に上がります。

「おっ、ホタテがある。刺身でお願い」。「ごめん。前のお客さんで売り切れちゃった。寒ブリもいいよ」。若き大将、臼田尚幸さんに勧められるまま、あれこれ頼みました。

▲天然の魚にこだわったお品書き。右下におちゃめな大将

昆布を煮たお通しでビールを飲んでいると、速攻で来ましたよ。混んでいても料理はすぐに出てきます。

まずは、戻りイワシ。脂がたっぷりのった大きな刺身です。ショウガ醤油でいただきます。

▲どうです、この脂の乗り具合。羅臼の海の賜物です

▲お品書きには「スミクイウオって何」とありました

続いてはスミクイウオの一夜干し。深海魚だとか。メヒカリに似ています。淡白な味で身は柔らか。ここで日本酒に。2階を仕切るおばちゃんの押しで「赤城山」の生貯蔵酒にしました。

▲大ぶりに切られた寒ブリ。食べ応え十分です

さあ、主役のお出ましです。寒ブリの刺身。まだ早いかなと思いましたが、何と北海道は羅臼産でいまが旬。「8年ほど前まではほとんど獲れなかったのに、最近は氷見に負けないブランドになった」と大将。イワシも羅臼産。温暖化の影響なのでしょうか。

赤身の強い背中と白っぽい腹の身が4切れずつ。どれも分厚く切られ、ワサビと大根おろしが大量に添えられています。背中の身は身が締まってさっぱり。腹身は脂が霜降りにのって濃厚な味です。おろしがいい仕事をしてくれます。

自家製のイクラを夢の丼で

〆はイクラ丼。赤く輝く大きな粒が丼を覆っています。北海道産の筋子を店で仕込むそうですが、これが今シーズン最後とか。レンゲでご飯と一緒に口に入れます。うーん。声にならない旨さでした。

▲赤いダイヤか。ちょうどいい大きさ。プツンとします

▲もちろん、名物のジャンボアジフライも頼みました。本日の大きさは

店舗情報

みやたや

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住所 前橋市本町1-3-8
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