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すし処 みほ鮨
絶品 ランチの寿司会席

2023.08.12

一仕事した江戸前の粋を味わう

コンクリート剥き出しの和モダンの店。クラシックが静かに流れ、カウンターの中の主人の凛とした立ち姿が美しい。さすが、評判の店です

平日限定のランチは2種類。小鉢の付く「雪」をお願いしました。

ほどなく、3種盛りの小鉢とサラダが来ました。小鉢はツブ貝のワサビ和え、もずく酢、梅クラゲ。これで一杯いけますね。サラダは梅ドレッシングで食欲を掻き立てられます。

▲主役の寿司を引き立てる名脇役です

▲立体的に盛られたサラダ。日本料理は見た目も大事

続いて寿司が3貫。イカ塩辛の軍艦、甘いツメを塗ったゲソとホタテです。白い皿にツメが引かれ、フランス料理のよう。アートですね。

▲甘いツメを塗った寿司と塩辛の軍艦。盛り付けもお見事

煮切りで赤身がまろやかなに

寿司の第二弾と海老真薯のお椀が配膳されます。マグロの赤身など6貫と三角錐に巻かれたかっぱ巻き。煮切りが塗られた赤身は醤油の角が取れてまろやかな旨みを感じます。お椀もいい味していますね。

▲玉子焼きも自家製。ヒラメはネギともみじおろしで

イクラは本来の旨みを味わえる希少な塩イクラとか。絶品です。サーモンは燻製、大きな蒸し海老はレモンがかかりさっぱりといただけました。ランチでも手を抜かず、しっかり仕事をしているのが分かります。

デザートのように茶碗蒸しが最後に登場しました。熱々で海老やイカなど具だくさん。こちらもいいお味です。久しぶりに感動したランチとなりました。

▲茶碗蒸しも細やかな仕事をしています

食後はご主人、勅使川原保さんと楽しくおしゃべり。休みの日は奥さんと食べ歩きを楽しんでいるそうで、よく立ち寄るという軽井沢の人気蕎麦店を例に、「昔からの和食の世界も時代に順応する必要がある」「目立たない脇仕事が大事」と金言を賜りました。夜も行きたくなる店です。

▲涼しそうに金魚が泳いでいます

店舗情報

すし処 みほ鮨

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027-283-2180
住所 前橋市堀越町357-8
営業時間 11時30分~14時30分、17時30分~22時30分
定休日 木曜