鉄板大将
広島お好み焼き 見事なヘラ使い

２㍍はある大きな鉄板の前に陣取ります。広島お好み焼きや鉄板焼きを調理する様を目の前で見ながら飲む。スポーツ観戦のようで楽しいですよ。

まずはサッポロの赤星で喉を潤しましょう。アテは広島名物「子持ちこんにゃく」。魚卵が練り込まれプチプチの食感がおもしろい。

鉄板焼きは広島産の大粒を使った「カキバター」から。焼かれたカキがプク～と膨らみます。バター醤油によく合いますね。

花畑牧場のラクレットチーズもありました。ハイジが好きだったやつですよ。鉄板でトロトロに溶かしたチーズを素揚げしたジャガイモにかけます。ラクレットを焼けるとは。鉄板は無敵ですね。

ここでキンミヤの凍結レモンサワーにチェンジ。凍ったレモンを崩しながら飲みます。中身だけお替りできるので、素晴らしくお得なんです。

さて、お待ちかねのお好み焼き。クレープのように薄く焼いた生地に削り粉と昆布粉を掛け、大量のキャベツとモヤシ、豚バラ、揚げ玉を載せます。焼きそばは出汁とラードで香ばしく焼き、黄身を崩した目玉焼きとともに合体。オタフクソースをたっぷりかけ、花ガツオと青海苔を振ったら出来上がり。

ヘラですくって、熱々をいただきます。豚バラがパリッとして、キャベツはしんなり。生地が軽いのでペロリといけますね。

大将の木暮旭臣さんは店を出す前、鉄板１枚を持ってイベント会場を回り、腕を磨いたそうです。「粉物文化が定着している群馬で新たな可能性を広げたい」とオリジナルメニューに力を入れています。