gourmet
食べたい
大学生の外食といえばチェーン店かコンビニか。個人営業の店、まして、老舗となれば敷居は相当高い。でも、大丈夫。暖簾を一度くぐれば、次からは常連さん。前橋国際大と前橋工科大の学生でつくる前橋元気プロジェクトのメンバーが老舗の味を確かめてきました。初回は前橋市内で現存する最古のラーメン店です。(取材・正田莉央レポーター)
こだわり受け継いで92年
豚から出汁を取ったあっさりとした味のチャシウワンタンメンをいただきました。
一番のこだわりは青竹を使用した手打ち麺で、少し太くてコシがあるのが特徴。
メンマやチャーシュー、ワンタンなどの具材もすべて手作りしています。
メニューは1931(昭和6)年の創業当時からほとんど変えておらず、ラーメンや炒飯のほかにオムライスやカレーライス、ハヤシライスといった洋食もいただけます。
最近はコロナ禍で難しくなってしまったそうですが、お客さまとのコミュニケーションも大切にしています。
3代目店主の小川髙志さんは「Simple is Best」を心がけています。料理をする上で何かを足したら何かを引くことを意識し、先代のこだわりを引き継ぎつつ、おいしいと思えるものを提供できるよう努めているそうです。
「暖簾を出してお客さまが来て喜んでくださることが一番の幸せ。何世代にもわたって来てくださる常連さんのためにも味を変えぬよう頑張ります」と笑顔で話してくれました。
前回掲載記事はこちらから↓
店舗情報
来々軒支店
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- 027-231-3828
住所 | 前橋市住吉町2-12-7 |
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営業時間 | 11時30分~13時 |
定休日 | 月曜、火曜(臨時休業あり) |