みなかみの名物アップルパイがやってきた　
阿部りんご園前橋店

みなかみ町上牧にある創業60年の「阿部りんご園」が作るアップルパイ。たっぷり入ったリンゴのフィリングとサクサクした生地のバランスが絶妙です。水上温泉郷のお土産に買い求めた方も多いのでは。9月11日、前橋市荒牧町に前橋店がオープンしたという、うれしい噂を聞き行ってきました。

お店に入ったら、ちょうど焼き上がったところ。スタッフさんがオーブンからアツアツのパイを取り出しています。バターと小麦粉の香ばしい香りがたまりません。

「みなかみ町でパイを販売し始めたのは18年前。県外からのお客様も多く、冬場の雪が多い時期は大変、ということで前橋に店舗を持つことにしました」と社長の阿部直樹さんは言います。

美味しさの秘密は原材料と製法へのこだわりでしょう。生地は北海道産の小麦粉を数種ブレンドし、国産バターで香りとコクを出します。リンゴのフィリングは甘さ控えめにし、レモンで酸味を加えています。

お店の奥にはイートインコーナーが8席あります。コーヒーや紅茶と共に、焼き立てを頬張るのもいいですね。

「年明けには、今年収穫のリンゴを使った手作りジャムやジュースの販売も始めたい」と阿部社長。

では、さっくりといただきましょう。口の中でバターたっぷりの生地とリンゴとシナモンとレーズンが一体となりました。あー幸せ。前橋に出店してくださり、ありがとうございます。