飲んで、食べて3000円
呑Dining 笑わ待（しょうわまち）

群大病院南の昭和町にある笑いが絶えない店です。飲んで食べて3000円。毎日のように通う常連さんがいるのも納得できます。

決まったメニューはありません。好きな飲み物を注文し、出てくる料理をいただきます。

カウンターに陣取り、まずは生ビールを注文します。お通しにホタテ、キュウリ、トコロテンの酢の物。続いて、チンジャオロースが出てきました。

続いてはサラダとアヒージョ。ニンニクがゴロゴロ。イカ、エビ、アサリ、ベーコンにブロッコリーも入っています。ならばと、白ワインにチェンジ。

焼き鳥が登場しました。常連さんいわく一番人気ながら、夏はあまり出ない幻のメニュー。「暑くて面倒なんでね」とご主人、関洋二郎さんが笑わせる。ネギマにカシラ。大ぶりで柔らか。いい日に来ました。生ビールをお替り。

料理は「自分がきょう食べたいものを作る」そうで、若い人には多めに出します。ガーリックチャーハンを薦められましたが、丁重にお断り。代わりに麦焼酎の炭酸割りをお願いしました。

関さんは11年前、57歳で脱サラし、「仲間と飲むために店を開いた」とか。料理は独学で、自分が食べて美味しかったものを記憶を頼りに再現。「最初は下手だったけど、少しはまともなツマミを出せるようになったよ」と豪快に笑い飛ばします。

けんちん汁とお新香をいただき、〆にしようとしたら、関さんが厨房から抜けて隣に来たので、ハイボールをもらい乾杯。常連さんが多い店ですが、気軽に話しかけてくれ、１人でも楽しく飲めます。