芳賀地区で愛されて半世紀
中央食堂

前橋・芳賀地区にある地元に愛される食堂。今年でちょうと創業50年です。

和洋中、何でもあります。メニューを数えたら何と82種類。店が休みの日以外、毎日通っても3カ月間、違うメニューを注文できます。

無難にカレーライスを頼もうとしましたが、250円増しでカツカレー。決まりですね。

楕円形の器に入って登場。山盛りのご飯に揚げたてのカツが乗り、ご飯もカツも見えないくらいたっぷりとカレーがかかっています。

まずはカレーから。甘口です。でも、しつこくない。リンゴとはちみつか。「他にもいろいろとフルーツを入れているよ」とご主人の根津英雄さん。

野菜はミキサーにかけます。固形物で現認できるのはバラ肉と炒めてとろとろのタマネギぐらい。

カツはロース。8切れあります。メニューにはカツを使ったものが多く自慢の品なのでしょう。柔らかく、ちょうどいい厚みでした。

相方が頼んだのは「食堂といえば」のタンメンです。大きな丼にモヤシやニンジン、ニラ、ハクサイ、シメジと炒めたシャキシャキ野菜がたっぷり。チャーシューやメンマまで入っていました。

スープを一口味見します。野菜の旨味を吸収して、味に深みがありました。

マイクロバスで送迎していて富士見や大胡地区、前橋市街地からも宴会客が来ていましたが、コロナの影響でまったくなくなったそうです。それでも「来てくれる常連さんのため暖簾を出します」。店主の意気込み、あっぱれです。