なぜ、このテーマにしたか。いまの前橋で最も大事にすべきだと考えたからです。いや、コロナ禍で医療が最重点だろう。経済格差を何とかすべきだ。芸術や環境は後回しでいい。そんな考えもあるでしょう。
だけど、潤いのある街には芸術は不可欠で、こんなときこそ疲れた人の心に癒しを与えたい。スプツニ子!さんは前橋産の光る絹で作品を創りました。
地球温暖化に歯止めをかけるのも待ったなしです。写真家の小原玲さんはかわいい動物の写真をこの世に残しました。アクエル前橋で3月12日から作品展を開きます。彼の伝言を受け止めてください。
2022年2月15日
前橋新聞「me bu ku」編集長
阿部 和也