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誰もが参加し、混ざり合うイベント
「結祭」11月1日、中央イベント広場で

2026.10.14

誰もが参加し、混ざり合うイベント
「結祭」11月1日、中央イベント広場で

  年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しめる「結祭(ゆいさい)」が11月1日、前橋中央イベント広場で開かれる。2回目の今年は高校生も出店。ステージ発表や買い物を楽しめるほか、介護タクシーによる送迎や医療・福祉専門職の見守りもあり、外出に不安のある人も安心して参加できる。
(取材/江原由理子リポーター)

客席からステージへ、カラオケ大会は飛び入り大歓迎

 約2000人が来場した初開催の昨年。「思い切って外出を経験したことで、もっと出掛けたいと思うようになった」。高齢者や障がいのある人からそんな声も寄せられた。

 今年はステージで飛び入り参加大歓迎のカラオケ大会を行う。福祉用品を扱う企業の協賛を受け、スロープと手すりを設置。歩行に不安がある人もステージに上がりやすい環境を整え、「歌ってみたい」という気持ちを後押しする。

 福祉を学ぶ高校生も出店する。勢多農林高郷土芸能部による和太鼓の披露や、子どもたちによる高齢者へのヤクルトの配布も予定。世代の異なる人たちが声を掛け合い、互いを知るきっかけをつくる。

▲車椅子で訪れ、笑顔を見せる参加者(昨年の様子)

まえばしバナナから広がる、お出掛けの輪

 フード&キッチンブースでは、道の駅まえばし赤城のハウスで育てられた、甘くねっとりとした食感の「まえばしバナナ」限定120本を販売する。売り手を務めるのは認知症の人が暮らすグループホームの入所者たち。商品を手渡し、買い手と言葉を交わしながら、祭りを支える一員になる。「たまに数を間違えることがあるかも。あたたかく受け止めてくれるとうれしい」と主催者で理学療法士の中山貴之さん。

 売り上げは、施設に還元して入所者の外出資金に役立ててもらう。

▲濃厚な甘さと、ねっとり食感が人気の「まえばしバナナ」

体験や「魔法」が交流のきっかけに

 体験ブースでは、描いた絵がスマートフォンの中で動く「うごくえ」、バルーンアート、チェキ撮影などを予定。心の不調を抱える子どもたちが制作したアート作品も展示。ボッチャやモルックといったスポーツ体験、ヨーヨー釣りなどの縁日もあり、一緒に遊びながら打ち解けられそうだ。

 桐生の冥土喫茶「しゃんぐりら」のスタッフも登場。会場のあちこちで来場者に「魔法」をかけ、笑顔や会話のきっかけを届ける。

 ほかにも、ちんどん屋、キッズダンス、フラダンス、DJ、ドッグパフォーマンスを予定。米粉クレープ、パン、焼きまんじゅう、餃子などを販売するキッチンカーも来る。見て、食べて、一日たっぷり楽しめる。

▲会場で「魔法」をかけて回る冥土さんたち

一度の外出を、次の「行きたい」へ

 イベントを企画する結祭実行委員会が発足したのは昨年。看護師や介護士をはじめ、医療・福祉関係者や地域の有志らが集まり、「行きたいところに行けない」と感じる人を一人でも減らそうと活動を始めた。

 「今年も看護師や介護士が会場に常駐し、救護室を設けます。介護タクシーで、自宅の玄関から会場まで送迎します」と中山さん。「外出に不安のある方も参加しやすいイベントです。不安があれば事前に遠慮なくお電話を」と呼び掛けている。

結祭(ゆいさい)2026

日時 11月1日(日)11時~16時
会場 前橋中央イベント広場(前橋市千代田町2-8-21)
入場 無料(一部有料)
介護タクシー 1人往復2500円。家族1人まで同乗可能(別途料金)。対象・利用条件は予約時に確認。予約が埋まり次第、受け付け終了

問合せ・送迎予約

中山貴之さん

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070-5541-0865
メールアドレス caredriver.omusubi@gmail.com