news

NEWS

平和、幸せ 七夕に願いを込めて
7月7日午後7時7分7秒に「乾杯」

2022.07.07

平和、幸せ 七夕に願いを込めて
7月7日午後7時7分7秒に「乾杯」

「水辺で乾杯2022in広瀬川」が七夕の7月7日、前橋市中心街で開かれた。幸運な数字にあやかって午後7時7分7秒、前橋文学館前の朔太郎橋に集まった200人余りが乾杯、それぞれ自撮りした幸せいっぱいの写真を世界中に発信した。

広瀬川の新たな可能性を探る

山本龍市長の音頭取りで7時7分ちょうどからカウントダウン。7秒後、マスクをしたまま「乾杯」と声を出し、隣り合った人同士、ビールやソフトドリンクの入った容器を重ねた。

参加者それぞれが乾杯に願いを込めた。山本市長は「市民の健康が一番」。

▲「祝‼130周年 前橋市」と書かれた竹灯籠。「これいいねえ」と山本市長

市役所職員でプライベートでイベントの運営に協力した塚田麻菜美さんと平井美里さんは「街中のにぎわい」を願った。

1歳児を連れて夕涼みに来た夫婦は「わが子の健やかな成長」。結婚を予定しているカップルは「永遠の愛」を誓い合った。

会場近くの絹の橋には地域の小学生が製作した竹灯籠が飾られている。「戦争が終わりますように」と書かれた灯籠もあった。

▲戦争に心を痛める小学生の声も

「水辺で乾杯」は水辺の新たな可能性を創出するプロジェクト「ミズベリング」のイベントとして2015年から始まった全国的な取り組み。前橋市では4回目。広瀬川周辺の飲食店が協力した。

実行員会の堤波志芽さんは「イベントを祝福してくれるように心配された雨も降らないでくれた。街中を流れる広瀬川は前橋市民の宝。整備も進んでおり、有効活用していきたい」とイベントの意義を語った。

▲広瀬川沿いのレストラン「ル・ヴァン」はカラフルなノンアルコールドリンクをサービス

▲「想いのこもったイベントにしたい」とスタッフたち