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朔太郎のキケンな散歩
5月9日に朔太郎忌

2026.04.28

朔太郎のキケンな散歩
5月9日に朔太郎忌

 前橋ゆかりの詩人、萩原朔太郎を偲ぶ「第54回朔太郎忌」は5月9日、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)で開かれる。朔太郎の命日に合わせて毎年開いている恒例行事。近代詩に大きな足跡を残した詩人の業績を振り返りながら、文学や表現の現在を見つめ直す機会となっている。

川上弘美さん、松浦寿輝さん対談

 今回は「ふらふらふらぬーる 朔太郎もキケンな散歩」と題して、対談とリーディングシアターの二部構成で実施する。

 第1部は芥川賞作家の川上弘美さんと詩人・批評家で萩原朔太郎研究会会長の松浦寿輝さんが対談する。創作の拠点となる「書斎」と身体を通して世界と関わる「散歩」という対照的な営みを手がかりに、言葉が生まれる背景や文学の広がりについて語り合う。

▲川上弘美さん®講談社/森清

▲松浦寿輝さん

朔太郎の孫とひ孫が共演

 第2部はリーディングシアター「早く家に帰りたい。/柵の向こうの朔太郎」。

 実力派俳優の田中要次さん、声優の柳沢三千代さんとともに、朔太郎の孫で前橋文学館特別館長の萩原朔美さん、ひ孫にあたる劇団青年座の萩原すみれさんが出演。すみれさんが曽祖父の歩いた散歩道を歩く設定となっている。脚本は加藤真史さん、演出は生方保光さん。

▲田中要次さん

 朔太郎の詩や随筆、前橋の風景の記憶を織り交ぜながら、「歩く」という行為を通して詩人の内面に迫る。日常の風景の中に潜む詩情や孤独、都市と自然のはざまで揺れる感覚など、朔太郎文学の核心を現代の身体で読み直す試みとなる。

 チケットは前橋文学館窓口のほか、オンライン、電話で受け付けている。

第54回朔太郎忌「ふらふらふらぬーる 朔太郎もキケンな散歩」

お問合せはこちら
027-235-8011(前橋文学館)
・日時 2026年5月9日(土)
開園13時30分(開場12時30分)
・会場 昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)
小ホール
・定員 600人(全席自由席)
・チケット 2000円(前橋文学館観覧券1回分付)
・主催 前橋市、朔太郎忌実行委員会