【前橋まちなか新聞▶︎】2周年を迎え、さらなる進化を続ける
本格フレンチを前橋で

まえばしガレリアの1階に佇むフレンチレストラン「cépages」が6月でオープンから2年を迎えた。シェフとして腕を振るうのは石橋和樹さん。家にあった漫画「美味しんぼ」の『五年目のパスタ』のエピソードが頭に残り、進路相談で将来の夢を聞かれ「料理人」とつい答えたことが料理の道に進むきっかけに。調理師専門学校を卒業後は、都内のフレンチレストランに就職した。所作と振る舞いを重んじ、丁寧な仕事を心がけた下積み時代には、まかない料理を作ることで仲間の信頼と胃袋を掴んでいった。三つ星レストランのスーシェフまで上り詰めたものの、コロナウイルスの影響で閉店を余儀なくされることに。進路に迷っていた石橋さんに「前橋でチャレンジしないか」と声がかかった。前橋には縁はなかったが、様々な人の話を聞いてまちなかの取り組みに共感し、チャレンジすることにした。日々新しい料理を考案しているため「常に引き出しは空っぽ」の状態だという。休みの日は様々なジャンルの飲食店に足を運び、インプットを欠かさず、提供する料理に活かしている。石橋さんの誠実さと努力が詰まったフレンチをインプットしてみよう。

■公益財団法人前橋市まちづくり公社

■一般社団法人前橋まちなかエージェンシー(MMA)

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