1万人でザスパに勝利を
６月28日のホーム戦無料招待

　前橋市在住、在学、在勤の先着5000組１万人を無料招待し、応援の力でザスパを後押しする。

　プライドマッチは2021年から企画しているが、招待者は500組1000人。今回は10倍の応援団でスタジアムを埋め、ザスパを勝利に導く。経費はふるさと納税「ザスパ群馬支援・連携プロジェクト」の寄付金を活用、ザスパも負担する。

　当日は先着1万人の来場者にオリジナルトートバッグをプレゼントする。

　会場周辺に前橋市PRブースを出店、前橋の特産品を販売。市内の高校の部活動や市民団体のパフォーマンスも企画している。

　今季からJ３に参戦しているザスパは前橋市出身の元日本代表、細貝萌氏を運営会社の社長兼GMに招へい、１年でのJ２復帰を目指している。

　超攻撃型サッカーを掲げているが、15節終了時で４勝６分５負の勝点18、20チーム中11位と波に乗れていない。このため、観客動員も低迷し１試合平均2000人を割り込んでいる。

　前橋市役所で６月13日に開かれた市政記者会見に出席した細貝氏は「満員のスタジアム、最高の雰囲気の中で選手を戦わせ、勝利をつかみたい」と来場を呼び掛けている。

　ザスパと前橋市のコラボポロシャツを着た小川晶市長は「市民の声援が選手の力となる。前橋市を拠点とするザスパへの応援の輪を広げたい」と協力を求めている。

　申し込みはチラシの二次元コードからかザスパ群馬の公式ホームページから。