gourmet

食べたい

焼肉屋和楽
ロース　赤身の旨さ光る

2025.07.23

厚く、大きく、柔らかく

　共愛学園に所用がある度に通りかかりながら、いつも隣にあるラーメン屋さんへ吸い込まれていました。ともに屋号に付く「和」。私の名前にも…。というわけで、１人焼肉してきました。

　ランチの焼肉メニューは３種類。悩んだ末、牛ロースランチに単品でホルモンを付けます。

　愛想のいい店員さんがロースターに火を点けて間もなく、お膳が到着しました。厨房では店主夫妻が調理している様子。まずは速さに納得します。

▲探知はサラダや小鉢、ドリンク付き

　続いて、ロースの艶と量に興奮します。脂身がほとんどない良質な赤身が大きく厚めに切られ、10枚も。写真よりもお見事です。

▲脂身はわずか。色艶からいいロース

　さあ、ガンガン焼いていくぞ。でも、ロースは焼き過ぎご法度。強火で表面を焦げ目が付くくらいよく焼き、裏目はさっと焼いていただきます。

▲片面はよく焼き、片面レアで

　柔らかさに感動します。歯がさくっと入る感じ。醤油ベースのもみだれがまぶしてあるので、まずはそのまま。肉の旨さを引き出すタレです。

　丼飯のご飯がつけだれをよく絡ませると、どんどん進んでいきます。タレだけでもいけるかも。

　ホルモンも１人前の量がすごい。こちらは味噌ベースのもみだれでした。もちろん、このままでも美味しいのですが、辛味噌を多めに加えて。すっかり辛口となり、ますますご飯が進みます。

▲味噌だれで味付けられたホルモン

▲脂が落ち、煙に燻されます

　さあ、最後はロースをレアに近い状態で。ロースはこれだな。何なら生でもいいのだけど…。お店に迷惑が掛からないよう火を通します。

　店は開店して30年ほど経つそうです。次から次へとお客さんが来て、昼間から焼肉していきます。地元の人たちに愛されているのでしょうね。