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海鮮 革(あらた)
豊洲市場の海鮮で勝負

2024.07.13

刺身と中華が定食で合体

何とも革新的な屋号の店が6月に誕生しました。豊洲市場から仕入れる海鮮を中心にしつつ中華も採り入れています。まずはランチを探検しました。

日替わりのほか、刺身と中華がセットになった週替わりの「あらた定食」があります。店の名を付けた自信作をいただきましょう。

▲手前がオゴダイ。淡白な中に甘みがあります

刺身はマグロと白身の2点盛り。白身は夏が旬の小笠原沖で獲れたオゴダイ、別名ヒメダイでした。マグロは漬けにしておいて、まずはオゴダイから。適度に歯応えがあり、脂も感じられます。

醤油はマイルドな甘口の鹿児島産。寿司や刺身に合うと最近、注目されているようです。甘みが加わり漬けにしたマグロがいい味に仕上がっていました。

▲肉団子を巻くようにチンゲン菜。彩りも美しい

中華は肉団子の甘酢あんかけでした。揚げたての肉団子はふんわり。あんは甘さ控えめで刺身の味を壊すことなく、一つの定食として調和がとれていました。サラダ、香の物に加え、小鉢が二つ付くのもうれしいですね。食後にはドリンクもサービスされます。

▲ランチのドリンク。アイスコーヒーとリンゴジュース

マグロのブツが旨い山かけ丼

相方は「🉐丼」という3種類のマグロ丼から山かけ丼を選びました。大きな丼にマグロのブツがたっぷり。赤身のほか、中トロっぽい部位も入っています。

卵入りの山かけは別皿で提供されるので、まずは鉄火丼として楽しみ、後半から山かけにしています。ご飯は酢飯。さっぱりして食べやすいようです。ネギトロ丼やマグロユッケ丼も気になりますね。

▲山かけ丼。ご飯は大盛りにもできます

▲鉄分の多いマグロにスタミナの付くヤマイモと生卵。夏バテに良さそう

「『改める』は既存のものを少しずつ変えていくこと。『革める』は根本的に変え、新しいものを作り出すことです。斬新なメニューを開発していきたい」と店主の今泉剛さんが屋号に込めた思いを語ります。

刺身は注文があってからサクを引き、中華メニューも作り置きしません。そんな姿勢も好感を持てます。

▲「革める」思いを語る店主の今泉さん

店舗情報

海鮮 革(あらた)

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027-289-6807
住所 前橋市大友町2-23-8
営業時間 11時30分~15時、18~21時30分(金、土、祝前日は22時)
定休日 水曜、第3木曜