ダイニングベン
豚肉の王様で作る照り焼き丼

「肉屋さんから特別に豚肉の希少部位を分けてもらっています」。ベンさんこと店主の和田勉さん一押しの「麦豚リブロースこだわり玉子の照焼ご飯」をいただきます。丼か定食、白飯か雑穀米を選べます。ここはワイルドに丼を白米でお願いしました。

醤油ベースの特製ダレで照り焼きされた豚肉は程よい厚みがあり、一口で食べられる大きさ。丼を覆い尽くすようにたっぷり載っています。

まずは肉を一口。弾力がありながら素晴らしく柔らか。きめが細かく、脂身も旨みに気品を感じます。ロースとカルビのいい所取りをした感じです。

丼にして大正解。ご飯に肉の旨みと甘辛いタレが染みこみ、ガツガツ攻められます。

途中で半熟卵の黄身を崩して肉を絡めれば、もう、最高。紅ショウガで口直しして、また一口。マヨネーズを付けて、さらに一口。ワイルドだろう？

野菜がたっぷりなのもうれしいですね。サラダには注目のブロッコリースプラウトや豆苗も入っていました。丼にも肉の下に敷かれ、味噌汁と合わせて１食で十数種類の野菜を摂取できます。

豚肉もブランド肉ですが、ご飯や野菜、卵もこだわって仕入れています。大病を克服したベンさんが「美味しくて、体にいいものを食べていただきたい」と愛情込めて作っています。

食後の飲み物は野菜を仕入れている良農園さんの「にんじんジュース」をいただきました。黄ニンジンだけで作った「やまぶき」はさっぱりした優しい甘さ。「体にいいな」って感じます。単品で通常、550円ですから、かなりお得。在庫があるうちだけのサービスだそうです。急ぎましょう。