gourmet
食べたい
蒸して炙り、焼いて煮込む
街中の人気居酒屋さんはランチも評判です。テーブル2卓にカウンターのみで、満員御礼はしばしば。開店と同時に入店するのをお薦めします。
T-1グランプリ期間(~3月8日)中は、人気メニューの一つ、シーフードカレーに代わって「麦豚バラ肉と野菜のカレー」を提供します。定番の料理にも必ず一仕事する店主、小野裕嗣さんが作るポークカレー。果たしてどんな工夫がされているでしょう。
カレーは魔法のランプのようなポットに入ってきました。自分で好きなように掛けるタイプですね。
ライスには炙ったバラ肉が4枚載っています。「最初はカレーを掛けないでお肉を召し上がって」とのことで肉を一口。想像以上に柔らかく香ばしい。肉の旨みが逃げないよう4時間蒸してから直前に炙るとか。もう1枚、ご飯とともに。うん旨い。
野菜で引き出す粘度と甘味
それでは、お待ちかねのカレーを。ルーはどろっとしています。「辛いですよ」と念を押されました。確かに辛い。でも、自然の甘味が加わりまろやか。じっくり煮込んだ数種類の野菜が粘度と甘味の秘密だそうです。これとは別にニンジン、ズッキーニ、レンコンが小さな角切りで入り、いいアクセントになります。
カレーの肉は炒めてからルーと合わせます。炙ったのとは違い、しっかりした歯ごたえ。同じ麦豚のバラなのに調理で変わるものですね。
「辛かったら入れてください」と出されたクリーム。せっかくだから入れましょう。優しい味になりました。
デザートとコーヒーをいただき、大満足のランチとなりました。お薦めの黒板メニューを見ていると、夜も来たくなっちゃいます。ごちそうさまでした。
店舗情報
56レせいはん(せいはんごろく)
- お問合せはこちら
- 027-210-2040
住所 | 前橋市千代田町4-15-2 |
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営業時間 | 11 時30分~14時、17時30分~22時30分 |
定休日 | 日曜、祝日 |