gourmet
食べたい
群馬県産豚肉と北海道産蕎麦
上品にして、食べ応えあり。蕎麦の名職人の手にかかると、庶民的なメンチが洗練された一品になります。豚肉料理のT-1グランプリメニューです。
「そばメンチ」単品もありますが、ここにきて蕎麦を食べない手はないでしょう。二八のせいろが付くセットに。蕎麦は無料で中盛りにできます。
熱々のメンチをガブッといきたいところですが、瑞々しい蕎麦から。北海道産の新蕎麦とのことです。
挽き立て、打ち立て、茹でたての三立てならぬ四立てとか。玄ソバの剥き立てが加わるそうです。まずは、そのまま。「香り馥郁たる」とはこのことでしょう。喉越しもよく、蕎麦を啜るのが楽しい。
このまま蕎麦に没頭したい気持ちを抑え、主役であるメンチをいただきます。最初はソースを付けずに。群馬県産の豚肉を粗めに挽き、手ごねしたとか。肉の旨み、さらにつなぎに入れた蕎麦の香りが加わり、さっぱりといただけます。
時折、プチ、プチッとした食感に出会います。ソバの実です。口の中にさわやかな風味が広がります。これは蕎麦屋さんならではですね。
小ライスもありますので、ソースをたっぷりかけて。これはご飯のよき友です。蕎麦を中盛りしたので、お腹いっぱい。蕎麦湯で余韻を楽しみます。
仙人の息子はまた仙人
2代目の鹿沼隼人さんは東京やミラノの和食店で働き、家業を継ぎました。収穫期には北海道は長万部の山間部にある産地に出向いて刈り取りを手伝うため、店を1週間ほど休むほど、蕎麦道を邁進しいています。さすが、蕎麦の仙人、元男さんの跡取りです。
数量限定の十割蕎麦、ぜひお薦めします。
店舗情報
蕎麦仙人
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- 027-268-4821
住所 | 前橋市西大室町644-1 |
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営業時間 | 11時15分~14時50分 |
定休日 | 水曜 |