ノイエス朝日の「ふる本市」が13日まで開かれている。4000冊の蔵書を展示、特別価格で販売している。
年2回の恒例企画。環境建築研究家、林昭男さんの設計による床や壁が木製の優しい空間の中、小説や人文学、社会学、音楽、スポーツ、文芸評論など、さまざまなジャンルの古本が新しい愛読者を待っている。図書目録が用意されており、展示場所が一目で分かる。
画廊ということもあり、美術書も豊富にそろっている。パーテーションで区切られた机があり、椅子に座って試し読みもできる。無料でコーヒーがサービスされ、喫茶店に来たような雰囲気。
担当の武藤貴代さんは「どの本にも作者だけでなく、編集者や制作に携わったすべての人の思いがこもっています。紙の文化が再認識されています。装丁を見るだけでもどうぞ」と来場を呼び掛けている。
ノイエスふる本市
・会場 ノイエス朝日(前橋市元総社町73-5)
・電話 027-255-3434
・期日 2月5日~2 月13日
・時間 10時30分~17時