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食べたい

焼肉奉行 はぎわら
赤城和牛をフルコースで

2024.01.03

シャトーブリアン 炭火焼き

お正月です。贅沢しますか。赤城和牛のフルコースを。焼肉奉行、お任せします。

手の込んだ前菜を味わっていると、「まずはしゃぶしゃぶしましょう」。奉行の萩原聡志さんがサーロインを片手にご登場。手切りの肉は厚く、通常のしゃぶしゃぶ用とは別物です。

これを超レアに仕上げ、下仁田ネギとともにいただきます。クルミ入りのゴマダレは風味豊か。肉の旨みを引き立ててくれます。

▲「どうですか、この肉質」。自信たっぷりの奉行

▲サーロインのしゃぶしゃぶ。ポン酢もあります(左)

続いては牛スジのおでん。八丁味噌、昆布出汁とトマトで煮込み、パルメジャーノレッジャーノを振りかけます。ビーフシチューのようですが、しっかり和を感じます。ダイコンにも味が染みて旨いな。

▲牛スジのおでん。仕上げにチーズを

▲出ました、シャトーブリアン。この塊を焼きます

間髪を入れず、ヒレの中心にある希少部位の赤身肉、シャトーブリアンが来ました。能戸コンロに火が熾きたら、炭火で焼き上げます。表面はしっかり焼き色が付き、中はバラ色。塩コショウで堪能します。もう、感動ものの旨さですね。

奉行の裁きはまだ続きます。メーンがもう1品。シンシンのすき焼きです。内モモの最も中心部にある、これまた希少部位。赤身にきめ細かいサシが入っています。炭火でさっと焼いた肉をタレと玉子によく絡めて。うーん、これも旨い。

▲これが「シンシン」。きめ細かい肉質です

▲シンシンのすき焼き。旨いに決まっています

〆はユッケのお茶漬け

もう満腹ですが、〆となれば別腹でしょう。何と、ユッケのお茶漬け。ご飯に生肉を乗せ、上から出汁を張ります。熱々をさらさらっと。最後まで奉行の名裁きに酔いしれました。

▲このまま醤油をかけて食べたいユッケ

長く肉料理にかかわった萩原さんが念願の自分の店を出したのは昨年4月。「せっかくの上質な肉を焼き過ぎたりして台無しにするのを見てきた」経験から、お客さんには焼かせず、奉行が仕切る方式にしました。生産者も牛さんも喜びますね。

店舗情報

焼肉奉行 はぎわら

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090-2209-3930
営業時間 18 時~24時
定休日 月曜、火曜