臨江閣で「和」を楽しもう
座繰り、箏、見て、聞いて、触って

ただ見るだけでなく体で絹や和を感じてもらおうと、体験できるいろいろなイベントを企画した。

「きものかわいい撮影会」「上州座繰り体験」に加え、つまみ細工で小物を作ったり、和紙でキャンドルシェードを作るワークショップがある。

箏は前橋市の演奏家、鈴木創さんが生演奏するほか、実際に箏に触れ演奏することもできる。

体験イベントは事前予約が必要だったり、有料のものもある。

県内で活躍する手仕事作家も来場、交流を楽しめる。

前橋市出身のイラストレーター、雨月衣さんは自由に好きな絵を描き、先着順に販売する。

作品展示はこのほか、伊勢崎銘仙を中心としたアンティーク着物や銘仙細工の小物、懐かしい昭和レトロ雑貨も並ぶ。

食欲の秋も堪能できる。前橋・弁天通りの人気あんこ専門店「あんこもん」が出張販売するほか、おにぎり屋、カレー、ベビーカステラなどのキッチンカーも登場する。

タイアップ企画は回遊スタンプラリー。11月１日から12月17日までの期間中、臨江閣、アーツ、商店街で３つのスタンプを集めて応募すると、抽選でオリジナルノベルティ、ころとんグッズ、協賛店の賞品が当たるほか、協力店での割引サ－ビスが受けられる。

臨江閣の隣の前橋市中央児童遊園るなぱあくとのタイアップ「ひらめき迷探偵～臨江閣のナゾを探れ‼～」はナゾ解きに正解すると、遊具利用券がもらえる。

イベントは前橋観光コンベンション協会と群馬の「かわいい」文化を国内外に発信する「ぐんまかわいいプロジェクト」のコラボ企画。2015年から始め、コロナの影響で中止した２年を除いて毎年開いている。