gourmet
食べたい
6日間かけてじっくり煮込む
滋味あふれる自然薯料理と奥深いビーフシチューが二枚看板の店です。自然薯御膳を開店当初にいただきましたので、今回はシチューにします。
国産牛のホホ肉を使うそうです。500㌔の牛から1㌔しか取れない希少部位とか。ゼラチンが豊富で旨みの濃い肉をトマト、タマネギや香味野菜を3日間煮込んだソースでさらに3日間煮込みます。
褐色のソースの中にホホ肉がごろごろ。付け合わせの野菜が彩りよく添えられています。茹でたニンジンは「鶴舞う形の群馬県」に細工されていますよ。
まずはホホ肉から。スプーンでよそるとプルンプルン。歯がすっと入ります。濃厚なソースに絡まれながらも、しっかりと旨みを主張しています。
ご飯と一緒にいただきましょうか。南牧村出身の偉人の名を冠した佐久産コシヒカリ「五郎兵衛米」は艶やか。適度に粘りもあり、シチューによく合います。
野菜も軟らか。何だか「シチューは飲み物」みたいな感じ。歯の弱い人も大丈夫ですね。
自然薯とシチューの二刀流
3種類から選べるデザートは「甘酒のブラマンジェ」に。糀と生クリームをムースのように固めた冷菓には自家栽培したブラックベリーのソースがかかり、甘さと酸味の調和が絶妙でした。
ニカラグアの農園の豆を焙煎したスペシャルティコーヒーを味わいながら、店主の清水進さんとおしゃべりを楽しみました。
自然薯とシチューという意外な二刀流にしたことについて、「自然薯は子どものころから掘っていた。シチューは30年間作り、誰にも負けない2品で勝負したかった」と教えてくれました。
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店舗情報
自然薯料理 といろ
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- 027-251-7179
住所 | 前橋市元総社町2132-2 |
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営業時間 | 11時~15時 |
定休日 | 木曜、金曜、土曜 |