BISTRO らくだ屋
沖縄の味めぐりで最高の夏

沖縄の民家風の居酒屋です。沖縄料理が中心のようですが、苫小牧のホッキカレー、富士宮の焼きそばなど全国各地の名物が勢ぞろい。鮮魚や銘柄肉の料理、パスタやピザ、スイーツもあります。

ここはブレずに沖縄の風に吹かれてみますか。オリオンビールの生を味わいながら料理を待ちます。食材はすべて牧志公設市場からの直送。懐かしいな。20年ほど前に訪れ、1階の売店で夜光貝を買い、２階の食堂で刺身にしてもらった記憶が蘇りました。

前菜は沖縄もずくのおでんとミミガー。もずくの天ぷらは時々食べますが、おでんは初めて。出汁がよく効いています。ミミガーはさっぱりとサラダ風。さすが、長寿の国の料理ですね。

本島を離れ、与那国島に飛びます。「ふーちゃんぷるー」はゴーヤの代わりに車麩を使います。卵を吸わせた車麩は柔らかく、玉子焼きのよう。野菜のシャキシャキ感との対比がいい。塩味で素麺入り。島唐辛子のコーレーグースで少しずつ辛くしていきます。２杯目のオリオンのプレミアムが進みます。

本日のメーンはアグー豚のステーキ。希少な黒豚は赤身が少なく柔らかい肉質が特長とか。上手に表面が炙られ、中はジューシー。石垣島の塩でいただきます。厚みがあって、脂身が最高ですね。

あまりに美味しかったのでアグー豚のソーセージも追加します。旨味が濃縮された感じです。泡盛レモンサワーで口をさっぱりと。

〆は沖縄ソーキそばで決まり。鰹節のたっぷり効いた出汁にコシのある平打ち麺、柔らかく煮込んだ骨付きのソーキが入っています。こちらもコーレーグースと紅ショウガで刺激的に。あー、沖縄行きたいな。