大川屋堤町支店
旨い、安い、満足のランチ

「平日のランチがすごい。ぜひ取材して」との情報が編集部に寄せられ、さっそく行ってきました。

大川屋さんの暖簾がかかっています。やはり、ありました。名物の「おろし」。カレーうどんのいい香りもしてきます。でも、ここは初心を守りランチ。ソースチキンカツ丼に決めました。

蕎麦かうどんの冷、温がセットになります。冷たい蕎麦をお願いしました。これで700円とは。

大きな丼にどーんとカツが３枚乗っています。蕎麦はぶっかけ。お新香と小鉢は切り干し大根でした。

まずは蕎麦を。やや色黒で平打ちがかった細い蕎麦です。冷たく締められコシがある。喉越しもいいな。蕎麦は相当なレベルだと思います。

汁はぶっかけ用にやや薄め。甘さ控えめのすっきりした汁で、蕎麦と一緒に飲めます。

さて、主役のカツをいただきます。鶏の胸肉でしょうか。柔かく、しつこさを感じません。ソースは甘味が少ないすっきり系。蕎麦汁も入っている感じで、奥深い味になっています。

御飯の上に敷かれたキャベツの千切りがソースと油を吸収して、ご飯と一緒に食べると最高。ご飯の底にもタレが掛かり、最後まで美味しくいただけました。

「いらっしゃい」「ありがとうございました」と厨房から店主さんの粋のいい声が飛び、女性の店員さんがきびきび動く活気ある店でした。

店主さんは大川屋本店ではなく、上泉町支店で修業されたそうです。「各店それぞれ創意工夫して、独自に進化しています」と店員さん。全店制覇しますか。