「琉球そば 知花」が初の栄冠
前橋・T-１グランプリ

知花は2012年11月、沖縄県内で20年近く建築関係の仕事をしている前橋市出身の小渕匡世さんが故郷の人に美味しい沖縄そばを食べてほしいと開店した。国道17号沿いにある中心街のシーズポートビル１階にあり、昼時に人気を集めている。

沖縄から取り寄せる特注の鰹節から出汁を取り、塩や醤油は一切使っていない。平打ちでコシのある麺はちゃんぽん麺に似た独特の食感をしている。

グランプリの対象となった三枚肉は赤身と脂身の三重構造。薄味で煮込まれ、肉の旨みが際立っている。720円。

店舗の紹介はこちらから↓

沖縄そばをカウンターで食べる 琉球そば　知花

T－グランプリは良質な豚肉を産地である前橋で県内外に誇れる豚肉料理を普及させようと、「ようこそまえばしを薦める会」（曽我孝之会長）が実行委員会を組織して、2009年から始めた。

群馬県産の豚肉を使うのが条件。今回は市内の飲食店39店舗が参加、１月10日から２カ月間、エントリーメニューを提供してもらい、覆面審査と一般審査で入賞店を決めた。

知花以外の入賞店とメニューは次の通り（パンフレット掲載順）。

ヴォレ・シーニュ（ハイカラぐんま豚丼）

幸せの扉 ボルデ（カシラ肉のグリル焼き）

シェ・スナガ（BlackDria溶岩）

レストラン ロッタ（ポークポットパイ）

そば平（ソースかつ丼とそばの定食）