【閉店】農村PUNCH
インパクトある店名と料理

「旬菜くつろぎダイニング」と称し、夜はゆっくり美味しい料理と酒を楽しめます。こういう店のランチは「当たり」が多いんですよね。

３種類のみでした。この潔さというか、選択と集中に期待が高まります。一番人気だという油淋鶏定食にしました。相方はとんかつ。

いきなり出てきたのがジョッキに入ったドリンク。アイスコーヒーなど８種類から選べます。料理が揚げ物でしたので爽やかそうな柚子ソーダにしましが、これはうれしい量。酎ハイを飲んでいるようです。

ほどなく、料理が登場します。油淋鶏はネギダレがたっぷり。このタレが実に旨し。青ネギの風味と白ネギの辛味、ゴマ油やニンニク、ショウガの香りが重なり、脂身のあるモモ肉をさっぱりいただけます。

とんかつの付け合わせのサラダにはドレッシングがかかっていましたが、こちらはなし。タレに絡めて食べてもらう作戦でしょう。

鶏肉の揚げ方も申し分ないですね。皮はパリパリ、身はジューシー。ほどよい弾力を感じられます。

とんかつは「まずは塩で」とお品書きにありました。最近、流行っていますね。でも、相方はソースにたっぷり絡ませていました。ご飯には断然合いますから。

一切れずつトレードして味見しましたが、ロースながら脂身が少なめで食べやすかったです。

開店して15年目。変わった店名は「インパクトのある名前にしたかった。『ノーパン』ですよ」と笑わせる店主の小田明寛さん。料理もインパクトありました。希少価値のある日本酒や焼酎が揃い、「浅間山」をトニックウォーターで割った清酒カクテル「浅間のいたずら」も面白そう。夜また来ます。