watch
見たい
前橋まちなかのレア情報発信
Webサイト「覗き見マガジン」
2025.04.22
前橋市中心街「まちなか」のローカル情報を集めた「まちなか情報 覗き見マガジン」が2025年4月に誕生した。前橋中心商店街協同組合(中心協)の公式HPを全面改良、名称も新たに再出発したWebサイト。編集者は全員が中心街で暮らし、仕事をしている。「まちなかの人間しか伝えられないレアな情報を発信したい」と楽しみながら取材にあたっている。
前橋中心協のHPリニューアル
HPのリニューアルは中心協が前橋まちなかエージェンシー(MMA)に委託した。
サイトのコンテンツを制作、更新する「前橋まちなか編集部」はMMAの舘孝幸さん、大蓮寺副住職、しゅんこうさんと筝曲家、鈴木創さんの3人。
しゅんこうさんと鈴木さんは中心街の情報を動画で配信した経験があり、いまも個人のフェイスブックで情報を発信している。舘さんはカメラを得意とし、中心街の再生に取り組むMMAのメンバーとして最新情報に詳しい。
▲覗き見マガジンのトップページ
従来のHP「Q のまち・前橋中心商店街協同組合」はポータルサイト的な機能で、中心協を構成する9つの商店街や中心街に関係する団体の外部リンクに飛べるようにしていた。
ただ、HPを持たない商店街があったり、情報がほとんど更新されていなかったりと、情報発信能力に問題があり、あまり視聴されていなかった。
街の歴史、店主さん紹介
「覗き見マガジン」では独自コンテンツとして、まちなかの歴史を写真とエッセイで紹介したり、中心協の女性部「まゆの会」が2003年から始めた「まゆ川柳」の入選作を紹介する「クスッとまゆ川柳」を掲載している。
さらに、「9つの商店街とデパート」と題して、各商店街の理事長とスズラン前橋店の店長を登場させ、商店街に加盟する商店やスズランの最新情報を紹介している。
▲面白いものを見つけてはカメラに収める舘さん
▲まちなかの歴史を伝える鈴木さん
▲しゅんこうさんはフェイスブックでも情報を発信する
「覗き見マガジン」の性格について、舘さんは「まちなか情報フリークに刺さるサイト」と位置付けている。
「まちなかの人間にしか発信できない情報を中の人にも外の人にも楽しんでもらいたい」と鈴木さん。しゅんこうさんは「大事なのは更新の頻度。新鮮な情報を提供したい」と張り切っている。
「覗き見マガジン」の視聴はこちらから。


