「草映画」楽しいね
前橋シネマで７本上映

　草映画まつりは「地域を舞台にし、地域の人が出演した映画を地域の人に見ていただきたい」（新井さん）と2019年から開いている。
　４回目の今回はむーびー部の最新作をはじめ、部員が制作に関わったり、県内が舞台になったりした作品を集めた。

　『Sunlight/新しい靴で』は部員の豊田れい子さんが監督と脚本を手掛け、高崎市内の女子高生ANNEさんが主演を務めた。2人は２度にわたって舞台挨拶し、制作の裏話を明かした。

　母親の実家が前橋市内にある俳優、小玉百夏（こだま・もか）さんも主演した『ファーストミッション』の上映に合わせて舞台挨拶した。
　激しい戦闘シーンが長く続くアクション画で、「撮影はしんどかった。終わるとゾンビみたいになって、一生やりたくない」と笑わせた。

　2022年公開の映画で今回が劇場での上映は最後。「大好きな前橋でファンの方に観ていただいてうれしかった」と感謝し、挨拶終了後はサインや写真撮影に快く応じて交流を楽しんだ。