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アートな配電盤に
前橋こども公園と総社公民館
2025.02.02

じょぶJOBジョブズ前橋こども公園(前橋市西片貝町)と総社公民館(前橋市総社町総社)にある配電盤にデザインラッピングが施され、来場者の目を楽しませている。こども公園ではマスコットキャラクターを描いたり、総社公民館では地域の古い住宅で見かける格子模様の「なまこ壁」の装飾を施している。設備工事のクシダ工業(高崎市貝沢町、串田洋介社長)が地域貢献の一環として施工した。
マスコットやなまこ壁描く
前橋こども公園には3カ所の配電盤にラッピングした。公園内にある児童文化センターのマスコット、宇宙人の「プラネ君」や妹の「プララちゃん」、「コスモ博士」が描かれ、わざわざのぞき込む子供もいる。

▲▼前橋こども公園内の配電盤

総社公民館は公民館の裏手1カ所。公民館の建物にもあるなまこ壁を採用、全体の一体感を高めている。

▲▼総社公民館(上)と配電盤

前橋市役所で記者会見に臨んだ串田社長は「安全上、目立たないところに置かれ、無機質な存在だが、アートやデザインで空間への調和や温かみを演出できればうれしい。地域の活性化やまちづくりに協力していきたい」と話している。
小川晶市長は「施設の魅力が高まり、新しい価値が加わる。今後も広げていきたい」と協力を要請した。
