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【前橋元気プロジェクト▶︎】エキストラ、医療指導で全面協力 [泣くな赤鬼]

2022.05.26

【前橋元気プロジェクト▶︎】エキストラ、医療指導で全面協力 [泣くな赤鬼]

あれっ、映画のこの場面、どこかで見たことある―。都内からほど近く、幸か不幸か、人通りの少ないレトロな商店街や豊かな自然に恵まれた前橋はロケ地として人気です。最近公開された映画のロケ地となった場所を前橋元気プロジェクトのメンバーが取材してきました。

余命半年のゴルゴと病院で再会

野球部の監督をしていた小渕隆はその厳しい指導から赤鬼先生と呼ばれていた。ある日、訪れた病院で「赤鬼先生!」と声をかけられた。ゴルゴと呼ばれていた斎藤智之だった。2人は偶然の再会を喜び合った。

しかし、数日後、斎藤の妻から斎藤は末期のがんで余命が半年であることを伝えられる。小渕は見舞いのために入院している病院を訪れ、斎藤と高校時代の話をする。病院での場面が群馬県立心臓血管センターで撮影された。

医療現場を忠実に再現

事務局の中嶋俊郎さん、ソーシャルワーカーの関口瑞穂さんが資料収集や取材に応じてくれた。
2018年4月に撮影に向けた視察があり、撮影は8月に数日間かけて行われた。

センターの職員も患者役、看護師役らエキストラとして参加した。さらに、医療指導、備品準備も職員が関わった。マーゲンチューブや酸素流量計などの実際の器具・機器を用意するなど全面的に協力したことで、医療現場を忠実に再現することができた。(藤井萌花)

ロケ地:群馬県立心臓血管センター

出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈

公開:20196