【前橋まちなか新聞 ▶︎ 】
こだわり抜いたお肉と空間 人 気 店 「 R I V E R 」がリニューアルオープン

国道50号戦から前橋八幡宮に向かう道すがら、一際賑わっているお店を見つける事が出来る。2018年にリニューアルオープンした「River Meat Market 」だ。店内は、サラリーマンや家族連れなど、世代を問わず様々な人たちで連日溢れかえっている。「『群馬、最上の肉体験を』を店舗コンセプトに、地場の食材と店内の空間作りにこだわった」と語るのは、生まれも育ちも前橋の店主、和田卓也さん。真空低温調理で食材の旨みを最大限に引き出し、群馬県産のお肉を使用した料理の数々。レンガやコンクリートの壁、ラフに仕上げられたテーブルなど、インダストリアルなデザインの内装から、店主のこだわりがよく伝わってくる。10代の頃から将来、お店を経営することを意識していたという和田さん。当時、父親が勤めていた製麺所から、持ち帰ってくれたラーメンや焼きそばの麺を調理し、友達に振舞っていたという。人に料理を振る舞い、喜んでもらえた体験がお店を始めるきっかけになったそうだ。その後、料理やお酒の勉強をしながら、国会議員の秘書としても働いた後、念願叶って2009年の11月、創作料理のお店「karaoke& Dining River」をオープンさせた。2012年には、お肉をメインに昇華させた「29食系直球居酒屋River」にリニューアル。そして、新しい調理法や地場の食材にこだわり抜きたいという思いから「River Meat Market」として再リニューアルした形だ。「飽き性なんで新しいこと、おもしろい事があったらどんどん仕事にしちゃうんです」と熱い想いを語ってくれた和田さん。今宵も和田さんの熱と共に、RIVERの明かりは灯り続ける。