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「マエバシビール」で乾杯 街中でホップ栽培、10月に完成

2022.04.02

「マエバシビール」で乾杯 街中でホップ栽培、10月に完成

前橋市中心街で育てたホップからビールを醸造する「前橋まちなかホップコミュニティープロジェクト」が始まった。中央広場で4月2日、メンバー約15人が参加しポットに苗を植えた。代表の大橋慶人さんは「秋に100人で乾杯したい」と笑顔で話している。

都市緑化を手掛ける企業から提案を受けて昨年、実験的に栽培したところ成功したため、ポット50個分を栽培することになった。

初日の作業は2種類の土壌と肥料を混ざ合わせ、10㌢ほどのホップの苗を植えた。

ポットは中央広場を中心に中央通りやグリーンウオークに設置した。高さは数㍍まで伸び、グリーンカーテンの役目も果たす。

ホップは8月から9月にかけて収穫。埼玉県内のブルワリーに醸造を委託する。

プロジェクトは前橋中心商店街協同組合の事業として企画。クラウドファンディングで資金を集める。

追肥や水やり、収穫には人手が必要で、大橋さんは「多くの人を巻き込んで、喜びを分かち合いたい」と協力を呼び掛けている。

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