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焼締めや自然釉の美しさ 
16日まで「佐藤烓 陶芸工房の仲間たち展」

2024.06.10

焼締めや自然釉の美しさ 
16日まで「佐藤烓 陶芸工房の仲間たち展」

高崎市倉渕町で作陶に励む「佐藤烓 陶芸工房の仲間たち展」が6月16日まで、JR高崎駅近くの「ヤマダ電機LABI 1」 2階のアートギャラリーで開かれている。穴窯と灯油窯で焼いた作品500点を展示。即売もしている。

炎が生み出す照りや模様

出品者は高崎市倉渕町在住の陶芸家、佐藤烓さんと森のめぐみさん、そして5人のお弟子さんたち。

佐藤さんは「穴窯」と呼ばれる薪窯で、古墳時代中頃から平安時代にかけて作られた「須恵器」の制作に取り組んできた。しかし2016年に脳梗塞を発症。左半身麻痺のため、現在は作家活動を休止し、後進の指導に当たっている。今回の展覧会では、病気の発症前に製作した大壺を出品している。

「炎のチカラで表面に自然な照りや模様が生まれた。その面白さを見てほしい」と話す。

▲大壺と佐藤さん

自由に想像力を働かせるよう指導しているため、佐藤さんの5人のお弟子さんの作品は個性豊かだ。

縄文式土器を意識したオブジェを出品したのは陶芸歴30年の小須田早苗さん。「ただ飾るだけでなく、生活の中で役立つ工夫をしています」という。

有阪敏江さんは蚊取り線香入れ、ネコちゃん皿などユニークな作品を多数展示。

▲小須田さん。手に持つのは花瓶のように見えるが、実はスマホスピーカー

▲抽象的な形の作品が好きという有阪さん

沖縄県などでみられる伝説の獣像、シーサー制作をライフワークにしている藤江あつ子さん。「表情は優しいけれど、人々を守り、幸せを運ぶ強さを兼ね備えたシーサーをたくさん展示しました。今回は埴輪型のハニワ―サーも初お披露目します」と話す。

展覧会は6月16日まで。陶芸に興味がある人は足を運んではいかがだろう。

▲表情が印象的なシーサーたち

▲右手にハニワ―サー、左手にシーサーを持つ藤江さん

佐藤烓 陶芸工房の仲間たち展

ヤマダ電機LABI 1ライフセレクト高崎 2階アートギャラリー

住所 高崎市栄町1番1号
営業時間 10時~18時(最終日は17時まで)