前橋のレーベルによる映画「Dance with the Issue」
12月15日まで前橋シネマハウスで上映中

電力課題という身近な社会問題とアートを組み合わせて、街の対話を促す90分間の映画「Dance with the Issue」。

経済産業省や東京電力、自然エネルギー産業で実際に働くキーマンたちから、エネルギー問題についての本心を引き出す、監督、田村祥宏さんのインタビュー映像。そこに、東京2020開会式で振付を手がけたダンサー、振付家の大宮大奨さんによる美しい身体表現が加わる。

映画『Dance with the Issue』を手掛けたのはNPO法人「ブラックスターレーベル」。今年８月、映画やアートの力をもっと活用して、社会の問題を解決し、みんなが話し合いや協力できる世界を作ることを目的に、前橋で立ち上がった。

「本作が目指すのは『つながりのアップデート』。 エネルギー課題という解決困難な社会課題を、コンテンポラリーダンスというアート表現を通じて 体感することで、市民一人ひとりが自分と社会とのつながりに思いを巡らせ、未来の新しい可能性に自ら気づくことを促します。 日々の暮らしの中で目を背けたかったり、なかなか言い出すことのできない想いや意見と改めて 向き合ってみる、そして映画というアートを通じてより自由に、易しく、対話をすることができたらと願っています」と田村監督は話している。