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『たびする木馬』牡丹靖佳 絵本原画展
フリッツ・アートセンターで7月23日まで
2023.06.13
淡く繊細な水彩画でメリーゴーラウンドの木馬を描く。絵本作家で現代美術作家の牡丹靖佳さんが2022年10月に発行した絵本『たびする木馬』の原画展が、7月23日まで前橋市敷島町のフリッツ・アートセンターで開かれている。7月22日には牡丹さんと前橋文学館館長、萩原朔美さんが出演する朗読と対話のイベントも行われる。
変わるものと変わらざるもの
主人公の木馬のブランは、長い歳月をかけて楽しいこと、辛いこと、さまざまなできごとが繰り広げられる旅をする。『たびする木馬』は背景と木馬の変化でお話が進行する定点絵本。会場には20枚の絵本原画が並ぶ。
「何年も前から、牡丹靖佳さんのすてきな世界を紹介したかった。やっと念願が叶いました」とフリッツ・アートセンター代表の小見純一さん。
牡丹さんは1971年、大阪府生まれで京都府在住。第4回セゾンアートプログラム美術家助成や野村国際文化財団芸術文化助成などの受賞歴がある。現代美術作家として活動しながら、『おうさまのおひっこし』『ルソンバンの大奇術』『どろぼうのどろぼん』などの絵本を描いている。
会場では限定40冊のサイン本を販売。7月22日には、牡丹さんが前橋を訪れ、「昔から尊敬していた」という萩原朔美館長とともに朗読と対話のイベントを開く。13時30分から。「いまから牡丹さんは緊張されているようですよ」と小見さん。参加費は1000円で、要予約。
問合せ、イベント申し込み
フリッツ・アートセンター
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- 027-235-8989
住所 | 前橋市敷島町240-28 |
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営業時間 | 11時~18時 |
定休日 | 火曜 |