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安全運転と地域福祉繋ぐ
群馬ダイハツと前橋市社協が協定
2025.02.25

群馬ダイハツ自動車(佐藤順社長)と前橋市社会福祉協議会(南雲厚会長)は2月25日、連携協定を締結した。高齢者向けの安全運転講習や健康講座をはじめとするイベントで互いに協力する。災害時には群馬ダイハツが軽トラックなどの車両を無償提供する。
高齢者向け講座やイベント
連携協定は①地域福祉活動の推進②健康増進、高齢者・障がい者・子供の支援③災害時の地域支援④前橋市社協賛助会費への加入、支援-の4点。
群馬ダイハツが前橋市大渡町の本社や市内の2営業所で実施している高齢者を中心に実施している健康・安全運転講座、ユーザーや地域住民向けのマルシェの告知で前橋市社協が協力する。
合わせて、前橋市社協と各地区が主催するイベントで群馬ダイハツの店舗を活用する。
群馬ダイハツによると、高齢者の事故はブレーキとアクセルの踏み間違いに加え、死角の認識の衰えが原因となる縁石への乗り上げといったトラブルが多く、講習を通じて注意を喚起しているという。

▲群馬ダイハツ自動車の佐藤社長

▲前橋市社会福祉協議会の南雲会長
協定締結にあたり、群馬ダイハツの佐藤社長は「地域のライフパートナーとしての役割を果たしていく。店舗を活用して、地域の課題解決に協力したい」と述べ、福祉車両の提供やカーシェアリングで連携を強めていく考えを示した。

▲▼ダイハツの福祉車両

南雲会長は15年後の前橋市の高齢化率が40%を越えるとの見通しを示し、「お年寄りが住み慣れた地域で生きがいを持って暮らせる地域社会づくりが求められている」とマイカーに依存せざるを得ない地域でのディーラーの活動に期待した。