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未来の前橋を創ろう
10高校83人集まり会議

2024.03.14

未来の前橋を創ろう
10高校83人集まり会議

「高校生がつくる、未来のまえばし会議」が共愛学園前橋国際大で開かれた。市内の10高校から83人が参加、めぶくIDを活用した持続可能な活性化策など自分たちで考えた夢のある提言を発表した。

めぶくID、商品開発、Uターン

参加者は探求学習として各学校で昨秋から、めぶくIDをはじめ企業と提携した商品開発、Uターン促進、廃棄果実の活用といったまちづくりやサステナブルな取り組みをテーマに研究してきた。

会議では研究内容によって、農林畜産・商品開発、ジェンダー・子育てなど7つのカテゴリーに分かれて研究内容を発表、意見交換した。さらに、高校の枠を超えてメンバーを編成、協賛企業のスタッフからアドバイスを受けながら7つのアウトプットを発表した。

めぶくIDの活用では中心街で合同学園祭や学校対抗選手権を開催し、めぶくPayを賞金に充てることで若者が自然と中心街に集まる仕組み、バスとジムのコラボで車社会からの脱却を呼び掛ける提案があった。

会議の成果について、参加者は「住みやすいまちづくりで知らないことを補い合って意見交換できた」(共愛学園高生)と成果を得られた様子。社会人と同じテーブルで研究テーマを磨き上げたことで、「企業や行政の取り組みや理念が知れてよかった」(前橋東高生)と話す参加者もいた。

一方、企業側も「期待値の高い企画は継続して支援し実現させたい」「企業と高校生が結びつくことで新たな活動を増やせる」と評価していた。

会議はめぶくグラウンドが主催、サステナブル・ブランドジャパンと日本旅行が共催。カネコ種苗、ジンズホールディングス、群馬銀行、東和銀行、しののめ信用金庫、ヤマトが協賛した。