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足から健康になろう
Abeby 高齢者施設との提携進める
2023.07.22
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足と靴に関する問題を解決するサロン「足育実践フォーラムAbeby(アベビー)」(渋川市半田)は高齢者施設と連携して、足の巻き爪や変形爪、タコやウオノメ、乾燥皮膚といった足のトラブルをケアする新事業を始める。施設の委託を受け、看護師などの資格を有し専門教育を受けたスタッフを派遣、施設利用者のケアにあたる。提携先の施設を募集している。
難しい爪切り 安全快適に
フットケアは爪や肌の異常をはじめ、「靴が合わず痛みがある」といった足のトラブル全般に対応する。派遣するスタッフは看護師をはじめ、社会福祉士、理学療法士といった国家資格取得者で、さらに座学や実践を積み足や爪の知識と技術を身に付けた専門家。
血圧や持病など健康状態を確認した上で、爪切り、タコやウオノメ、踵の角質の処置を施す。必要に応じて、保湿、下肢マッサージ、セルフケアの指導にあたる。ケア後は利用者の家族に報告書を送る。
費用は1人当たり40分で4400円。
アベビー代表で足靴コンサルタントナースの木嶋千枝さんによると、高齢者の8割以上が爪の変形や肥厚といった何らかの足のトラブルを抱えている。これに対し、看護師や介護士で適切にケアできる人は少なく、足のトラブルが解消されない事例が多いという。
トラブル解消、歩けるように
糖尿病の合併症で足の切断を余儀なくされた患者に直面し足のケアに関心を持った木嶋さんは2019年4月から訪問型フットケアを始め、2022年12月、サロンを開設した。子供からお年寄りまで足にトラブルを抱える人にケアを施したり、靴選びを含めた助言をしている。巻き爪がひどく歩けなくなった人がケアにより再び歩けるようになった例もあるという。
「足は第2の心臓。足のトラブルから転倒し歩行不可能になり、認知症になる例もある。体を支える足を守ることはQOL(生活の質)を維持、向上させ、健康寿命を長くさせる」と利用を呼び掛けている。
子供の「足育」でセミナー
木嶋さんが代表を務める「ぐんま子どもの足育実行委員会」は子供の足の健康や靴選びに役立つセミナーを定期的に開いている。幼保園での講話も受けており、希望する園を募集している。
会社案内
足育実践フォーラムAbeby(アベビー)
- お問合せはこちら
- 090-3431-6869
住所 | 渋川市半田2107-2 |
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営業時間 | 9時~18時30分 |
定休日 | 火曜(臨時休あり) |
ホームページ | https://abeby.gifoot.net/ |