study

学びたい

インクルーシブアートコーディネーターを養成
17日から講座開講

2023.06.15

インクルーシブアートコーディネーターを養成
17日から講座開講

障がいの有無や年齢、性別、国籍などに関係なく、アートを通じて誰もが社会に参画できるように働きかける「インクルーシブアートコーディネーター」。その学習会&研究会が6月17日から12月16日まで全8回で開かれる。参加者を募集している。

アートを通じて誰もが参画できる社会を

インクルーシブアートコーディネーター学習会&研究会は対話型鑑賞の方法、鑑賞サポート、障がい者のアート制作の現状などについて、群馬大の教員や障がいを持ちながらアートとつながっている人や作家が講義する。

受講修了者には履修証明書を発行し、専門資格としての「インクルーシブアートコーディネーター」の認定を目指す。受講は無料。

参加希望者は群馬大学共同教育学部美術教員講座プロジェクト室に下記のファックスかメールで申し込む。氏名、年齢、職業、連絡先、希望する講座(全部または講座番号を記入)を明記する。

▲全盲の彫刻家、三輪途道さんも講師の一人

実施日程と講座内容は次のとおり。時間はすべて13時30分~15時30分。

①6月17日(土)「インクルーシブアートを考えるレクチャー&ワークショップ」、講師・竹丸草子さん(プロジェクトコーディネーター/アーツカウンシル東京)、場所・群馬大荒牧キャンパス

②6月30日(金)「見えなくなって見えてきたこと」、講師・三輪途道さん(メノキ代表、全盲の彫刻家)、場所・群馬県社会福祉総合センター

③7月15日(土)「アート×インクルーシブ“ひらくツール”開発からみえたこと」、講師・青山由貴枝さん(長野県立美術館学芸専門員)、場所・群馬大荒牧キャンパス

④7月27日(木)「視覚障がい者が美術鑑賞に求めていること」、講師・阿部央美さん(全盲の美術愛好家)、場所・群馬県社会福祉総合センター

⑤9月23日(土)「共生感覚あそび開発PJについて語り合う」、講師・中之条ビエンナーレ「モノオトアソブ」出展アーティスト+中之条芸術大、場所・中之条町伊参交流館

⑥10月23日(月)「障がい者とアート活動―寝たきりの人も車椅子の人も」、講師・多胡宏さん(元県立盲学校校長、版画家)、場所・群馬大荒牧キャンパス

⑦11月20日(月)「盲学校で受けた美術教育をどう表現として生かしていくか」、講師・新楽和則さん(県立盲学校専攻科教諭、全盲の指導者)、場所・群馬県社会福祉総合センター

⑧12月18日(月)「感じる彫刻展でミエタコト~わかったこと」、講師・林耕史さん(群馬大共同教育学部美術教育講座教授)、場所・群馬大荒牧キャンパス

 

申し込み先

群馬大学共同教育学部美術教員講座プロジェクト室

お問合せはこちら
027-220-7310
メールアドレス inclusive-art@ml.gunma-u.ac.jp
fax 027-220-7313