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【カレーの魔力▶殿堂入り店特集】
みんな大好きな6店選出

2025.08.03

【カレーの魔力▶殿堂入り店特集】
みんな大好きな6店選出

 カレーって怖いくらいすごいですね。洋食屋さんでナポリタンを食べるつもりでいたのに誰かがカレーを食べていると、つい、「カレーください」。昨日のランチ、カツカレーだったのを忘れて今日はカレーうどん。カレーの魔力から逃れられる人はいません。「食べたい」で過去に配信した中から、絶対に外せない殿堂入り店を勝手に選びました。

ルーを継ぎ足して1世紀超え

 1920(大正9)年創業の「レストラン ポンチ」。萩原朔太郎も愛したカレーは創業時からルーを継ぎ足しているそうです。小麦粉でとろみをつけた黄色のルー。辛くはないし、スパイシーでもない。ちょっぴり、ソースを掛けてもいい。注文を受けてから塊の肉を切り出し衣を付けて揚げるカツカレーもいいけど、この店では普通のカレーを食べたいですね。

▲懐かしいカレー。カツもメンチも旨し

うどん、ラーメンと合体

 大好きなカレーうどんは候補がありすぎでしたが、何とか2店に絞りました。柔と剛、豚と鶏。対極的な店舗といえましょう。

 食べても食べても量が減らず、逆にうどんが膨らみ増えているような錯覚を起こしてしまうのは「島田屋支店」。断面が丸く、もっりした柔らかいうどんに超粘度のカレーがよく絡みます。鶏肉とタマネギがたっぷり入っています。

▲島田屋支店のカレーの表面張力に驚き

 対するは「だんべうどん」。剛力うどんと言っています。地粉を石臼で挽き、打ちたて、切りたて、茹でたてで出すうどんは上州最強のコシ。カレーはスパイシー、粘度は標準的。具は厚切りの豚バラ肉と長めの縦切りにした長ネギです。

▲カレーでもコシが弱まらない剛力うどん

 カレーとラーメンの二大国民食を合体させ、さらにトンカツまで付けてしまったのが「太田食堂」、通称「太食(たしょく)」。普通でも超大盛りですが、ここでは頑張って半ライスを付けましょう。理由は過去記事を見てください。決して期待を裏切りません。

▲このセットが7通りの食べ方を生みます

本場の味も続々登場

 群馬県内の本格インド料理の先駆け「ニューデリー」。インド出身のシェフの手による本場直輸入の店も増えてきましたが、インドカレーといえば、この店でしょう。そんな老舗ながらシェフは遊び心いっぱい。日印合作のカレーうどんや石焼ドライカレー、タコライスまであります。

▲好きなカレーを2る選べるお得なセット

 タイカレーもすっかり馴染みになってきましたね。「セマクテ」はタイ出身の店主と日本人の奥さまで切り盛りする家庭的な店。グリーンカレーはココナッツミルクのコクがあり、甘さは控えめです。パクチーが苦手なら、気持ちよく外してくれます。

▲米粉の麺とのセットもあります

 ※価格や商品内容、営業時間などは取材時のデータです。変更になっていることもあります。