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「るなぱあく」のスタッフジャンバー完成 
「ヤマグチ刺繍」が手がける

2022.09.12

「るなぱあく」のスタッフジャンバー完成 
「ヤマグチ刺繍」が手がける

遊園地「るなぱあく」のスタッフジャンバーがこの秋、新しくなる。黒地に薄い迷彩柄が入ったパーカーで、背中には「Luna Park」の文字が入り、胸にはワッペン。製作した前橋市西片貝町の「ヤマグチ刺繍」最高技術責任者、瀬下直樹さんに話を聞いた。(取材/阿部奈穂子)

丸みのある優しい英字で

8年前から、「るなぱあく」のスタッフユニフォームを製作している「ヤマグチ刺繍」。10月頃から着用開始するスタッフジャンバーと園内にあるおむすび屋「おむすびのマム」の制服の最終サンプルが出来上がった。

スタッフジャンバーの背中にはラバーシートをカットして作った「Luna Park」の文字を圧着加工。「これまでは細い書体で読みにくい平仮名の文字を使っていましたが、太くて丸い、温かみのある英語に変えました。お客様の目にも止まりやすくなります」と瀬下さん。

「おむすびのマム」の制服は胸の左側に、るなぱあくのキャラクターであるウサギのイラストを貼り付け、右側にはmomの文字を白い糸で刺繍している。プリントと刺繍を組み合わせる技術を持つ会社は県内でも数少ないという。

▲スタッフジャンバーの胸にはワッペン

▲新しい英語の文字を背中に

▲おむすびやマムの新しい制服

さまざまな加工を組み合わせ商品開発

ヤマグチ刺繍は昭和54(1979)年に創業。「刺繍加工」と、大型アイロンでマークを貼り付ける「圧着加工」が2本柱だが、刺繍だけでも衣類に縫い付ける直接刺繍、刺繍ワッペン、3D刺繍、縁取刺繍などさまざまな技術を持つ。

いま、若手スタッフが中心になり、自社の技術を組み合わせた新しい商品づくりに力を入れている。その一つが「フレームワッペン」だ。額縁を3D刺繍でつくり、なかにお気に入りの絵や写真を転写する。記念日の贈り物などにぴったりだ。

SDGs の観点から端切れを使ったイニシャルやナンバーのワッペンも試作中。

刺繍や圧着加工を使ったオリジナル商品を作りたい、という人はぜひ相談してみてはいかがだろう。

 

▲ウレタン地を入れて3D刺繍を施した額縁を使ったフレームワッペン

▲プリントと刺繍を組み合わせたマークのTシャツ

▲端切れを使ったイニシャルワッペン。ステッチの模様が施されている

▲左から神保つばささん(デザイン・企画)、瀬下さん、小平将生(デザイン・企画)

店舗情報

ヤマグチ刺繍

お問合せはこちら
027-223-7089
住所 前橋市西片貝町4-23-3
ホームページ http://www.name-mark.jp