中心街で土曜の夜、小さな市場
7月30日、なか叉中庭に全員集合

今回出店するのは前橋市内で今秋、初のクラフトビール醸造所を構える「ルルルなビール」とビールに合うおかきを販売する老舗せんべい店「清香園」。「なか叉」はお酒に合う「ふわふわ　わぬき　いちじくチーズ」、イタリア料理店「GRASSA」はパドロン(トウガラシ)の素揚げを販売します。

さらに、商店街にある呉服店「小川屋」の協力で、前橋国際大学の学生さんが浴衣姿でワークショップを開き、会場を華やかにしてくれます。

「すごく小さい市場」という意味のタイニーマーケットは、旬の食べ物を提供するなど、さまざまな店が出店します。「こんな店があったんだ」、「ずっと気になってた店が出店している」といった地元の新たな発見を見つけることができます。

主催者の二口圭介さんは前橋まちなかエージェンシーの主要メンバーとして中心街の活性化に取り組む中、「自宅や職場以外で新しい交流ができる第3のコミュニティの場をつくりたかった」とマーケットを始めた思いを語ります。さまざまなイベントに携わる中で、主催側の大変さも感じ、どうしたら負担なく、出店者も来場者も楽しめる場が作れるのかを考えた結果、出店数を少数に絞り、3、4時間で終えることで、持続可能なマーケットにしました。

「お祭りとはちょっと違った雰囲気で、おとなの縁日としてとらえ、外で密になりにくい環境でビアガーデンのような感覚で楽しんでいただきたいです」と来場を呼び掛けています。