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「チーム古典派」が初コンサート
アメイジンググレイス前橋で4日

2022.06.02

「チーム古典派」が初コンサート
アメイジンググレイス前橋で4日

2019年10月に前橋市で産声をあげた音楽団体、「チーム古典派」のファーストコンサート「クラシックコンサート 〜6月の風にのせて〜」が6月4日(土)14時からアメイジンググレイス前橋で開かれます。メンバー7人の内、今回は安孫子智子さん(ソプラノ)、柴田理恵子さん(ファゴット)、柁原豊さん(トロンボーン)、山屋寿徳さん(ピアノ)の4人が出演します。(取材/柁原妙子リポーター)

前橋三中の同窓生4人が出演

4人は前橋三中の先輩後輩。「安孫子さんとは敷島小で同級生になって以来の長い付き合い。あるとき『志を一つにする仲間を募って演奏活動がしたい』 と話したところ、ちょうど同じことを考えていたということで意気投合しました」と山屋さん。

柴田さん、柁原さんも安孫子さんから誘われ、仲間に加わりました。幼馴染みが発した情熱の炎がジワジワと広がっていく様子が伺えます。

ところで、古典派って聞くと、なんだか難しそう。

▲「このメンバーで第1回のコンサートを開いてお披露目したかった」と熱量感じるコメントの安孫子さん

▲「ファゴットは一度見たら忘れられない独特な形。音色や特徴を広く知っていただきたい」と柴田さん

自由かつ、本物の音を届けたい

安孫子さんは「音楽のジャンルに縛られたり堅苦しい形式にとらわれたりせず、生身の人間がその時の心情や状況などを感性にのせる、本物の音を届ける音楽団体を目指しています」と話します。

プログラムはファゴットやトロンボーンのソロ演奏やオペラ、日本歌曲など。安孫子さんの娘さんも所属する新島学園弦楽団による弦楽曲や全員一体となる管弦楽曲も披露します。

▲「ピアノはソロと伴奏とでは演奏に対する姿勢が全く異なる。今回は他のメンバーの伴奏に専念する」と山屋さん

▲「トロンボーンの音色を楽しんでいただければ嬉しい」といろいろな表情の音色を奏でる柁原さん

ゲストと演奏者との距離を近くに

会場は「カジュアルな気持ちで楽しんでいただけたらと選びました」と柴田さん。

柁原さんは「コンサートはコロナ禍以前からの企画。気軽にクラシックを聴いていただきたいと考えていました」と企画を説明します。お菓子とドリンク付きです。

「クラシックコンサート〜6月の風にのせて〜」

日時/64日(土)14時開演(1330分開場)

会場/アメイジンググレイス前橋

入場料/当日2500

※チケット予約、問い合わせは安孫子さん( 090-8003-1354)へ。

<曲目> 

ロマンス / C. M. ウェーバー 作曲(トロンボーン)

ファゴットソナタ 第1楽章 / C. サン=サーンス 作曲(ファゴット)

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ「スタンド・アローン」 / 小山 薫堂 作詞 久石 譲 作曲(ソプラノ)

オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲 / P. マスカーニ 作曲

ほか

<出演>

安孫子 智子(ソプラノ)

柴田 理恵子(ファゴット)

柁原 豊(トロンボーン)

山屋 寿徳(ピアノ)

<賛助出演>

新島学園弦楽団