play
遊びたい
パークホテル楽々園2階
キッズの遊び場「ふぁんぱーく」誕生
2022.05.14
巨大なフワフワ滑り台やトランポリンなどの遊具や30種類のオモチャが揃った室内遊び場が、敷島公園内のパークホテル楽々園2階に誕生した。授乳やおむつ替えのできる部屋もある。一角はカフェコーナーになっており、1階の「キングピンカフェ」からドリンクやスイーツを注文することもできる。
30歳の5代目が発案
3㍍の高さから滑り降り、ボールプールへじゃぼん。「楽しいね」「次はボクの番だよ」、明るい歓声が上がる。1~2歳の幼い子どもたちはトミカや積み木、お店屋さんごっこでママやパパとまったりした時を過ごす。
今年創業100年を迎えるパークホテル楽々園。2階の60畳の大宴会場が「ふぁんぱーく」というキッズの遊び場に様変わりした。対象は小学生以下の子どもと保護者だ。
仕掛け人は同ホテルの5代目、関口悟さん(30)。「敷島公園内にはおむつ替えや授乳のできる場所がない。それなら作ってしまおう。どうせなら、雨でも楽しめる室内遊び場も設置しよう」と考えた。
高校卒業後、アパレル業界に就職して10年。創業100年を見届けたら楽々園を畳もうと、祖父と母が話しているのを聞いて一念発起した。「慣れ親しんだホテルを復活させたい」、2年前に地元に戻り、五代目になった。
まず取り組んだのは、クラウドファンディングで資金を集め、1階にキングピンカフェを作ること。そして、次が「ふぁんぱーく」だ。
「県内、近県のキッズパークをすべて回り、遊具やシステムなど良いところを取り入れました」と話す。
フリータイムなら公園への出入り自由
利用料金は子ども1時間500円、フリータイム1000円(休日は1500円)。大人はフリータイム500円。子どものための遊び場だから、子ども料金の方が高いのだ。
「敷島公園への出入りは自由。ふぁんぱーくで遊んで、ボートを漕ぎに行ったり。公園でお弁当を食べたあと、ふぁんぱーくに戻ることもOKです」とのこと。おむつ替えや授乳には、12畳の和室を利用できる。
今後は大きなスクリーンを設置して、アニメを流したり、幼い子どもが五感を使って遊べるタッチパネル式の遊具の導入も検討中という。
これから訪れる梅雨や暑い夏、子ども連れにうれしいスポットとなりそうだ。
店舗情報
ふぁんぱーく
- お問合せはこちら
- 027-231-4876
住所 | 前橋市敷島町 37 パークホテル楽々園2階 |
---|---|
営業時間 | 10時~17時(入場は16時30分まで) |
定休日 | 火曜 |