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遊びたい
前橋は魔女が支配する
『ウィッチーズ』で一色に
2025.04.18

前橋市中心街がかわいい魔女に支配される⁉ 魔女を目指す5人の女子高校生の青春を描くアニメ『前橋ウィッチーズ』がブレイクしそうだ。群馬テレビで放映が始まり、コラボ商品が続々と登場。市内各地で魔女たちが出現している。
コラボ商品が続々登場
JR前橋駅の改札内。魔法衣装を着た5人が「ようこそ前橋へ!」と呼び掛ける大きなウエルカムボードが掲出されている。

▲観光客だけなく、通学、通勤者に元気を与えてくれる
改札を出て駅構内にある物産品を扱う「前橋百貨」には、オリジナルグッズとともに市内の食品関連企業とのコラボ商品が並ぶ。
せんべいやクッキー、ケーキなど10種類は前橋市物産振興協会が企画、統一したデザインの紙箱に商品が収納されている。5人とカエルのケロッペを描いた6種類のカードのいずれか1枚付き。価格は1000円(消費税込み)。
「カリカリ梅」の赤城フーズは主人公の赤城ユイナを“単独指名”。「あまずっぱーい甘梅」を600円で販売している。

▲▼前橋百貨で販売しているコラボ商品


▲赤城ユイナを起用したカリカリ梅
駅北口から市街地に続くけやき並木にはポールに歓迎フラッグが掲出されている。
アニメの舞台となる中心商店街への入口となる中央通りの南入口付近には巨大な垂れ幕が吊り下げられている。

▲前橋駅から中心街に続くけやき並木にも出現
道の駅まえばし赤城に等身大パネル
前橋観光コンベンション協会は中心街に聖地巡礼のファンが訪れることを計算し、アニメと前橋を紹介する「前橋ウィッチーズ」前橋ガイドブックを作製、市内の協力店で1500円以上の買い物や飲食をした人にプレゼントしている。

▲お気に入りの魔女とツーショットで
赤城南麓の道の駅まえばし赤城にある観光案内所には5人の等身大パネルを設置、記念写真を撮れるようにしている。
5人ところとんとの2連キーホルダー、利根川や赤城山を背景にしたクリアファイルなどのコラボ商品も扱っている。
臨江閣をライトアップ

▲キャラクターに合わせて色が変わる
前橋市はシティプロモーション推進として、2025年度一般会計予算でウィッチーズ関連事業に1500万円を計上している。
臨江閣を毎週金曜と土曜の夜間、週替わりでキャラクターのカラーに合わせた色でライトアップするほか、上毛電鉄やバスのラッピングも計画している。

▲名札にキャラクターを印刷した小川市長
小川晶市長は自らの名札にキャラクターを印刷している。「放映開始前から前橋に来てくれる人が増えていると聞いており、うれしい。さらにPRに繋げていきたい」と聖地巡礼による経済効果を期待している。
『前橋ウィッチーズ』

前橋市内の女子高校生5人が中心商店街で「歌って踊る、魔法のお花屋さん」を開店、店に来るお客さんの願いをかなえながら魔女として成長していく姿を描く青春物語。弁天通りやオリオン通り、広瀬川が登場してくる。
5人は赤城ユイナと新里アズ、北原キョウカ、三俣チョコ、上泉マイ。苗字はすべて上毛電鉄の駅名から採用している。
主題歌「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」は、つんくが作詞、メーンキャスト5人の声優ユニットが熱唱する。
群馬テレビの放映は毎週金曜日23時30分から。このほか、TOKYO MXが毎週日曜日22時30分から、BS11が毎週月曜日0時30分から。放映時間は30分。全12回。