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広瀬川 “面“白く流れたり
文化交流が開幕、多彩な企画

2024.09.21

広瀬川 “面“白く流れたり
文化交流が開幕、多彩な企画

 広瀬川河畔でアートに触れながら回遊を楽しむ「広瀬川文化交流」が9月21日始まった。第1弾は河畔で営業している店の店主さんがお客さんに見てもらいたい作品を店内に飾る「広瀬川SHOW展」。店の雰囲気に合った作品を鑑賞しながら、飲食や買い物を楽しめる。10月6日まで、広瀬川河畔周辺を舞台に寄席や家具の展示といった多彩なイベントが繰り広げられる。

「推し」の作品を店舗で展示

 国道17号西側、広瀬川左岸にあるインテリアと雑貨のワンダーフォーゲル。シックな商品の一部かのようなポストカードサイズの線画が額に収められ飾られている。

 店主の関隆行さんと親交のある矢内勝さんの「ペンと線」と題した作品集。建築、設計を本業とする矢内さんが身近にある黒色のペンと定規を使って真っすぐな線を描き、大好きな石器や「山っぽいもの」を表現している。「趣味で描いていた作品が225枚となり、成り行きで作品展を開くことになりました」と笑顔を浮かべる。

▲ペンと定規を使った線画

▲広瀬川に溶け込む作品と矢内さん

 広瀬川SHOW展は2021年から毎年秋に開いている。今回は10店舗が参加、営業時間中であれば作品を鑑賞でき、購入できるものもある。

 モンスーンドーナッツは女性2人によるユニット「ハウス・マウス」が制作した料理の絵を展示している。「ビーツとイチジクのサラダ」、「ニンジンの葉のジェノベーゼパスタ」など見るだけで美味しそう。レシピも添えられ、自分で作ることができる。

 

▲店で提供する料理の絵。右下がレシピ

▲かわいい猫がひょっこり顔を出す

▲店の天井近くに作品を並べたポンチ

 バル風河はイラストレーター、小野里蘭さんの「ぐんま非公認キャラクター」や猫の絵、カレーで人気のレストラン・ポンチは店で所蔵している群馬県内の四季の風景画や人物画を展示している。

 このほか、カフェ・ル・ココン、グルマンカレー、寿司龍、ななしや、はるぱん、ラ・クロッシェでも作品を展示している。

「わっしょん」でお得に買い物

 期間中は参加店舗で地域通貨「わっしょん」を来店者に発行する。発行した店以外で1回の買い物や飲食に2枚(1枚250円)使用できる。

 SHOW展について、ワンダーフォーゲルの関さんは「広瀬川河畔には自分の世界観で運営している面白い店が点在している。回を重ねるごとに店同士のコミュニケーションも深まり、互いに店を紹介し合える」と効果を実感している。

▲わっしょんをデザインしたTシャツを着る関さん

▲わっしょんを集めて買い物や食事に使おう

広瀬川文化交流

お問合せはこちら
090-3510-6113
広瀬川SHOW 9月21日(土)~10月6日(日)
ストリートファニチャーエキシビジョン 9月28日(土)~10月6日(日)
空と川のダンスフロア 9月28日(土)15時~20時
広瀬川寄席 10月5日(土)16時開演
グランヴィル前橋
入場料 2000円(小中学生は1000円)
FMアーケード 10月5日(土)17時~21時
弁天通り各所
駅家の木馬祭り 10月6日(日)13時30分~15時
大蓮寺前~なちなか一周